ベンチャー隊、ローバー隊で開催される会議。
ベンチャー隊の隊会議はメンバー全員を構成員とし、活動方針、予算の決定、意見の調整を行う。
隊長、副長はアドバイザーとして参席し、指導助言を行う。
ローバー隊の隊会議は隊長、副長、隊付、班長をもって構成し、隊内の訓練、運営に関することを協議決定する。
暫定的ローバー班では指導者とローバースカウト全員の集会をこの隊会議に代えることができる。
隊指導者訓練は、隊指導者のための訓練で、段階的な訓練内容の導入訓練課程、基礎訓練課程、上級訓練課程、及びスキルトレーニング等から構成される。
導入訓練課程は、ボーイスカウト講習会をもって行う。これは、団指導者訓練の導入訓練と同一内容とする。
基礎訓練課程は、ウッドバッジ研修所と安全セミナーをもって行う。課題研修(自己研修)と基本訓練(集合訓練)がある。
上級訓練課程は、ウッドバッジ実修所を持って行う。第一教程(課題研究)、第二教程(プログラムトレーニング-集合訓練)、第三教程(実務訓練)がある。。
スキルトレーニングは、隊のプログラム企画の幅を広げ魅力あるスカウティングを展開するための野外活動の基本的な技能を修得する。
各隊の隊運営の責任者。
隊長は各隊スカウトの訓育を託するに足る品性と経歴を有する者で、当該課程のウッドバッジ研修所を修了した者、あるいは県連盟がこれと同等以上の資質と経験を有すると認められた者でなければならないとされている。
年齢は20歳以上で25歳以上が望ましいとされている。
ただし、ベンチャー隊、ローバー隊にあっては隊長は25歳以上で、特にローバー隊隊長は30歳以上が望ましいとされている。
緑の羽根のついた帽章を着用する。
※ 平成2年以前は、隊長の年齢は21歳以上とされていた。
これはボーイスカウト発祥の地イギリスでは21歳以上でないと選挙権がないことから、隊長・副長の年齢は21歳以上となっていた。
平成2年に20歳以上に改正された。
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隊付章
隊付は指導力を有するスカウト(ボーイ隊は1級以上のスカウト、ベンチャー隊は)で隊長が班長会議にはかった上で任命する。
隊付は上級班長に協力し隊長より分掌を命じられた特定の任務を行う。
例えば、隊の記録係、隊備品係などがある。
木や竹を使って作るカマド。
火床が地上より高いところにあるため、立ったまま調理ができる。
作製に時間がかかるため短期のキャンプには向いていない。
火床は膝の高さがよいといわれている。
また、移動できることも特長であるが、なわ結びをしっかりしていないと崩れることがあり危険である。
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団の管理と運営面を担当する団委員の組織。
主な役割は、団の資産の管理、スカウトの集会場や備品及び夏期野営実施について便宜を図る、各隊指導者の選任、スカウトの進歩の促進、加盟登録の責任、スカウトの健康と安全、スカウト運動の主旨の普及である。
団指導者としての任務を理解し、団の管理と運営の能力を高めることを目的に開設される団指導者訓練 基礎訓練課程の基本訓練。
2泊3日の宿舎泊で開設される。全期間参加者に「履修証」が授与され、 履修者は団委員長の登録資格が与えられる。
安全セミナーの履修をもって団指導者訓練 基礎訓練課程の修了となる。
団委員長またはその予定者を対象とした研修コース。現在はこのコースはない。
指導者講習会を修了した加盟貞で、その参加者が団委員長の責務を理解し、団の管理と運営の能力を高めることを目的としている。
2泊3日の舎営で行われ、主な研修内容は、ボーイスカウト運動の基本、地域社会、組織、育成団体、団委員会、団会議、年間計画、指導者の確保、人間関係、団委員長の責務などがある。
団委員長特修所を修了した者は、修了記念品の「シルバーアックス」のネクタイピンを着用することができる。平成2年度より名称が変わり「団運営研修所」として新しく開設されている。
団委員長または団委員及び団運営の研究を志す者を対象とした研修コース。
指導者講習会を修了した加盟員で、その参加者が団運営者としての責務を理解し、団の管理と運営の能力を高めることを目的としている。
2泊3日の舎営で実施され、コース履修後、「奉仕実績訓練」として、定められた課題(約2カ月間の記録)を、県コミッショナーの認定を受けた後、団運営研修所の所長に提出する。
団運営研修所の修了者はシルバーアックスのネクタイ止めを着用することができ、定められた「指導者訓練修了章」を着用する。
平成2年に日本連盟で初めて開設され、その後、平成3年より各県連盟で開設されるようになった。
団内の各隊指導者(隊長・副長)によって開催される会議で、各隊相互の連絡・調整、その他教育訓練に関する事項を協議する。
団委員長はこの会議の議長となる。
団指導者訓練は、団指導者のための訓練で、段階的な訓練内容の導入訓練課程、基礎訓練課程及び上級訓練課程から構成される。
導入訓練課程は、ボーイスカウト講習会をもって行う。これは、隊指導者訓練の導入訓練と同一内容とする。
基礎訓練課程は、団委員研修所と安全セミナーをもって行う。課題研修(自己研修)と基本訓練(集合訓練)がある。
上級訓練課程は、団委員実修所を持って行う。第一教程(課題研究)、第二教程(マネジメントトレーニング-集合訓練)、第三教程(実務訓練)がある。。
だんじょう。初期の日本のボーイスカウトは常に「団杖」を携帯していた。
これは長さが4尺(約120cm)の八角棒で1尺(約30cm)毎に目盛りをつけ、最上部の1尺の部分には1寸(約3cm)毎の目盛りがあった。
ボーイスカウトの団杖は、一面、スカウトのモットーである「そなえよつねに」の精神に基づく実用上のものであり、式典には儀杖の役目を果たし、威儀を添えるものであった。このほか、護身用、救護、野営、測量、訓練などに用いられた。
キャンプで作るお菓子の一種。
小麦粉、ベーキングパウダー、塩、バター、サラダ油を混ぜて、水で練る。
ピンポン玉の大きさにして、手の平で押しつぶし、油を引いたフライパンで両側ともきつね色になるまで焼く。
団内のビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊、ベンチャー隊、ローバ隊の全てのスカウトが参加する団キャンプのことをダンボリーと呼ぶことがある。(造語)