共通なのは、みんな子どもたちが大好きで、この運動に情熱を持ち、無報酬で奉仕していることです。
スカウト活動のさまざまな技能・知識を研修した人たちが余暇を利用してスカウトといっしょに活動しています。
スカウト活動の趣旨に賛同され、興味のある人なら、誰でも簡単な講習を受けて指導者になれます。
地域の公園や、決められた集会所などに集まって、その日のテーマのもと、さまざまな活動を行ないます。
草花や木々を観察したり、気象について学んだり、あるときは町の探検隊に、またあるときはレスキュー隊にもなり、子どもたちは楽しみながら学校では得られない知識と技能を体得してゆきます。
野外活動では、とくに大自然の中でのキャンプ生活を通して、自然を学び、友情や協調の精神を育てていきます。
子供たちの余暇時間を利用して遊びながら学ぶわけですから勉強のさまたげになる心配はありません。
むしろ、集中力、自主性、自立心が養われ、普段の勉強にも、よい効果が現れるでしょう。
子供たちは余暇を利用して楽しく遊び、学ぶわけですから、頭のリラックスにも役立ち、集中力や自主性が養われます。
ボーイスカウト活動で制服を着るのは野外活動に一番便利で、制服を見ただけでボーイスカウトとわかり、世界中どこへ行っても親しい交わりがすぐにできるからです。
ボーイスカウトには年齢別に5つの部門があり、それぞれの部門で活動に適した制服があります。
指導者はボランティアで活動を支援しておりますが、登録費、保険にかかる費用、実際の活動で教材・交通費などに充てられる活動費、制服購入費などが必要になります。
登録費 |
5,700円/年(スカウト) 10,100円/年(指導者) |
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活動隊費 | 300~1,500円/月 |
育成会費 | 5,000~10,000円/年 |
イギリス本島南のイギリス海峡に面したボーンマス(Bournemouth)の西にプール(Poole)という海辺の小さな町があります。
その湾内に平べったく浮かぶ島がブラウンシー島です。
ロンドンのウォータールー駅から鉄道を利用して、所要時間2時間ほどです。
また、スカウト運動に興味をお持ちの人たちを対象に、各種研修会(ボーイスカウト講習会、ウッドバッジ研修所・実修所など)を開催して成人指導者の拡充やレベルアップに取り組んでいます。
『スカウト運動を展開する(スカウティング)』その中心はいうまでもなく『子ども』です。その子どもたちは『何をしたらよいか』、『どのようにしたらよいか』などなど、いわゆる『HOW TO』を知りません。
そこで『手をさしのべ』、『相談にのり』、『力を貸し』 物心共々いろいろな分野で、必要に応じ『手助け』するのが大人(成人)の役割です。
この大人のスカウティングによって、『一人でも多くの青少年がこの運動に参加する』ことができます。 これにより、多くのスカウトを世に送り出すことができ、将来の良い日本を築くことにも繋がります。