日本におけるボーイスカウト運動の象徴。
理事会及び評議員会の議決を経て推戴する。
初代総長 | 後藤 新平 | 1924(T13/11)推戴 | 1929 (S4/4) 逝去 |
---|---|---|---|
第2代総長 | 斉藤 実 | 1935 (S10/6) 推戴 | 1936 (S11/3) 逝去 |
第3代総長 | 竹下 勇 | 1937 (S12/2) 推戴 | 1945 (S20/5) 解散 |
第4代総長 | 三島 通陽 | 1951 (S26/2) 推戴 | 1965 (S40/4) 逝去 |
第5代総長 | 久留島 秀三郎 | 1966 (S41/5) 推戴 | 1970 (S45/9) 逝去 |
第6代総長 | 松方 三郎 | 1971 (S46/7) 推戴 | 1973 (S48/9) 逝去 |
第7代総長 | 渡辺 昭 | 1974 (S49/5) 推戴 | 2003 (H15/5) 退任 |
山口県連盟に常設される運営委員会の一つ。
主な役務は次のとおりである。
(1) ボーイスカウト運動の普及・広報活動に関する事項
(2) 育成団体、団及び隊の拡充並びに団の分封及び新団設立に関する事項
(3) 友好関係他団体の主催行事参画等に関する事項
(4) 年間、長期財政計画とその推進及び資金調達とその維持に関する事項
(5) 県連盟の予算及び決算に関する事項
(6) 隊集会及び行事等における衛生並びに安全及び危険予知訓練に関する事項
(7) 賠償責任保険制度に関する事項
(8) 非常時・災害時における奉仕作業及びそれに対する支援に関する事項
(9) 救急法及び救急法講習会の開設に関する事項
(10) その他、他の運営委員会が係わらないことに関する事項
県連盟、地区に常設される運営委員会の一つ。
主な役務は県連盟、地区とも同じであるが県連盟の組織・拡張委員会の役務を示すと次のとおりである。
(1) ボーイスカウト運動の一般的広報と宣伝に関する事項
(2) 団の登録審査の実施に関する事項
(3) 加盟登録に関する事項
(4) 育成団体に関する事項
(5) 他団体との連絡、協調に関する事項
(6) 県連盟内の各種組織の構成とその運営に関する事項
(7) スカウト運動の普及、団及び隊の拡張とその充実並びに団及び隊の分割設立に関する事項
(8) その他、県連盟内のスカウト組織及びその拡張に関連する事項
「すそ布」、「どろよけ」ともいう。
虫やすきま風の進入を防ぎ、湿気がウォールまで上がるのを防止するためのもの。
テン卜本体の最下部にあり、裾 (扉とウォールの) 全部についている幅15~25cm の布(接地布、泥除け)のことで、テントの内側へ折り込んでグランドシートをその上に重ねる。
テントによっては、ビニール布を用いているものもある。
ボーイスカウト以上のスカウトと指導者のモットー(標語)。
スカウトは何事に対してもいつでも必ずやり通すという準備を常にしておく、という意味である。
スカウトはいつも心にも体にも、技にもすきのないよう、どんなことにでも応じることができる心構えをもって「さあこい、準備はできている」ということを意味する。
そのため、スカウト技能はどんなことでも役立つよう、準備のために日頃から訓練をしておくのである。そしてまた、将来社会に出ても、よい公民としての準備が整った人物になるために、スカウト教育を身につけるという意味をもつ。
Be Prepared の頭文字B,PはベーデンパウエルのB-Pにもつながる。
【参考】
標語「そなえよつねに」は、往々、非常時に備える心構えだというふうに解かれた。
鎌倉時代の武士が「いざ鎌倉に事起りなば、錆たりともこの槍をひっさげ、やせたりともこの馬に乗って馳せ参じ・・・」という心意気(佐野源左衛門常世を主人公とした謡曲「鉢の木」にある)を、合言葉とした「いざ鎌倉」という、あの亜流に解されたものであった。
すなわち「さあこい」、「準備ずみだぞ」という説明を、私自身もスカウトにした記憶がある。 私はそういう解釈だけを、まちがいだとは考えない。 けれども非常時のためだけにスカウティングがある、とは考えない。
平和の斥候であるスカウトにとって、むしろ、平時における「そなえよつねに」のほうが大事だろう。 それについても、いろいろのケースがある。
火災だの風水害だの交通事故だの、震災だのという災害、ナダレ、土砂崩れ、生き埋め、急病というように天災と人災がある。
また、日日の善行をするチャンスは、いつでも、どこにでもあるが。そういう機会を見逃すようでは観察力が備わっていないといえる。
「常に観察」というように解される。 せっかく、その場に到着しても人口呼吸という技能に習熟していなかったら溺者は救えない。
それは技能が備わっていない。「技能をつねに」とも解される。
スカウティング誌「明確なる信仰を持つことを奨励する方法の研究」(中村知)より引用
※ 「そなえよつねに」の標語は初めは、「準備あれ」とか「備えあれ」という英語調であったが、後、フランス語調の「備えよ常に」のほうが力強いので、このように代わったのである。 (元日本連盟総コミッショナーの二荒芳徳による)