発意欲求のこと。スカウト達の興味と関心ごと。
次の二つの意味で用いられる。
1.欲求、要求(スカウトのニーズという場合はこれに当たる。)
2.必要なもの(訓練ニーズという場合はこれに当たる。)
単数形の(ニード:Need)を用いることもある。
〈 略称 Scouting Japan または略語 SAJ〉
「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟」の略称
日曜日に行うスカウトの宗教儀礼。
ジャンボリーなどで期間中の日曜日の朝、神道、仏教、キリスト教などにわかれ、それぞれ、神職、僧侶、牧師によって司会され、その時間だけ班、隊、団を離れて個人の意志で自由に参加する。
「スカウツオウン」とは異なるものである。
ウッドバッジ訓練のコースがイギリスのギルウェルパークで行われたことから、日本で行われるウッドバッジ訓練を日本ギルウェルコース(日本ギルウェル実修所)と呼んだ。
ギルウェルで実施されている方式をそのまま忠実に日本で実施したもので、修了証はギルウェルのキャンプチーフのサインが入っていた。
昭和32年から昭和44年まで実施された。 これ以後は「ウッドバッジ実修所」と名称を変えた。
1949年(昭和24年)より始まった「全日本ボーイスカウト大会」の第4回大会を改称して「第1回日本ジャンボリー」とした。
第1回日本ジャンボリーは、世界13カ国と日本の1都2府42県のボーイスカウト13,000名が参加して、1956年8月3日から8月7日まで5日間、少年団日本連盟発足以来三十余年の大行事を浅間山の麓に繰り広げた。
※ なお日本ジャンボリー以前の大会として「全日本ボーイスカウト大会」があり、戦前の大会は1922年(大正11年)に全国少年団貝の団技大会」が東京日比谷公園で開催され、イギリス皇太子ウエールズ殿下が来訪され、日本全国から6,000名の少年が参加した。 これが日本で最初に行われた少年団日本ジャンボリーである。
回 | 開催期間 | 場所 | 参加人員 |
---|---|---|---|
第1回 | 昭和31年8月2日~8月6日 | 長野県・軽井沢 | 13,000人 |
第2回 | 昭和34年8月6日~8月10日 | 滋賀県・あいば野 | 17,000人 |
第3回 | 昭和37年8月3日~8月8日 | 静岡県・御殿場 | 26,000人 |
第4回 | 昭和41年8月5日~8月9日 | 岡山県・日本原 | 30,000人 |
第5回 | 昭和45年8月6日~8月10日 | 静岡県富士宮市・朝霧高原 | 32,600人 |
第6回 | 昭和49年8月1日~8月6日 | 北海道・千歳原 | 26,700人 |
第7回 | 昭和53年8月4日~8月8日 | 静岡県・御殿場 | 26,270人 |
第8回 | 昭和57年8月2日~8月6日 | 宮城県・国立南蔵王青少年野営場 | 30,144人 |
第9回 | 昭和61年8月2日~8月6日 | 宮城県・国立南蔵王青少年野営場 | 30,173人 |
第10回 | 平成2年8月3日~8月7日 | 新潟県・妙高高原 | 30,972人 |
第11回 | 平成6年8月3日~8月7日 | 大分県・久住高原 | 30,914人 |
第12回 | 平成10年8月3日~8月7日 | 秋田県・森吉山麓高原 | 26,740人 |
第13回 | 平成14年8月3日~8月7日 | 大阪府・舞洲スポーツアイランド | 20,588人 |
第14回 | 平成18年8月3日~8月7日 | 石川県・珠洲市りふれっしゅ村鉢ヶ崎 | 22,000人 |
第15回 | 平成22年8月2日~8月8日 | 静岡県富士宮市・朝霧高原 | 17,072人 |
第16回 | 平成25年7月31日~8月8日 | 山口県山口市・きらら浜 | 14,340人 |
国際スカウト切手協会(本部はアメリカ)の第17番目の支部として誕生した。
主な目的は、スカウト切手により、世界のスカウティングを知ることにあるが、将来は切手のコレクションが技能章に結びつくように研究したり、使用済み切手を障害児スカウティングに役立てることである。
日本で初めて発行されたスカウト切手は、1949年(昭和24年)の第1回全日本ボーイスカウト大会の記念切手である。
そのほか、1962年のアジアジャンボリー記念、1971年の第13回世界ジャンボリー記念、1972年のボーイスカウト50年記念の切手がある。
日本連盟が主催する「シニアースカウト大会」のこと。
第2回シニアースカウト大会(日本ベンチャー'88)のように呼称する。ベンチャースカウトへの移行に伴い、第5回日本ベンチャーから、名実ともに「ベンチャースカウトの大会」となる。
8泊9日の期間中、主会場と活動基地で幅広い多彩な活動が展開される。
活動基地は、主会場の近県に十数カ所設けられ、スカウトのニードによって活動基地が選ばれる。
第5回日本ベンチャーは、大分県久住高原を主会場とし、九州全県及び沖縄県に、ベンチャースカウト活動にふさわしいプログラムを展開するための活動基地を設定して開催された。
(開催期間は2000年7月29日~8月4日)
第6回日本ベンチャーは、2004年に関東ブロックで開催された。(開催期間は2004年8月2日~8月7日)
第7回日本ベンチャーの開催年は、本来なら2008年(平成20年)だが、第10回日本アグーナリーの開催年にあたるため、翌2009年(平成21年)に開催することになった。
また、2009年(平成21年)8月の1か月を「ベンチャー月間」とし、全国を6ブロックに分け各ブロックがそれぞれの地方の特色を活かした活動基地を開設する全国規模での大会になる予定だった。
しかし、新型インフルエンザの蔓延が危惧され、2009年(平成21年)5月20日の理事会において開催中止とすることが決定された。
回 | 開催期間 | 場所 |
---|---|---|
第1回 | 昭和63年7月29日~8月5日 | 宮城県・南蔵王山麓 |
第2回 | 昭和59年7月27日~8月3日 | 静岡県・朝霧高原 |
第3回 | 平成4年8月3日~8月11日 | 滋賀県・あいば野 |
第4回 | 平成8年7月29日~8月4日 | 島根県・三瓶山麓麓 |
第5回 | 平成12年7月29日~8月4日 | 大分県・久住高原 |
第6回 | 平成16年8月2日~8月7日 | 東平野一帯 |
第7回 | 平成21年8月(ベンチャー月間) | 全国各地 (開催中止) |