ボーイスカウト活動を描き続けたアメリカの画家(1894-1978)
1912年(18歳の時)ボーイスカウトの雑誌“Boys Life”の事務所を訪れて以来、ボーイスカウト活動を措く画家として活躍した。
彼の作品は、「ボーイズライフ」、ボーイスカウトカレンダー、ボーイスカウトハンドブックの表紙、切手のデザインなどに取り入れられた。
有名な作品に、1972年の“Can't wait”(ボーイ隊への上進を間近に控えたカブスカウトが待ちきれなくて、兄のだぶだぶのボーイスカウトのユニフォームを着て、三指の敬礼をしている)や1961年の“Homecoming”(長期キャンプから帰ってきたボーイスカウトの息子を父親、母親、カブスカウトの弟が出迎えている光景)などがある。
また、以前、日本のスカウトに用いられていた「ボーイスカウトポケットブック」の表紙のスカウトの横顔は1922年の彼の作品の一部をとったものである。
彼の最後の作品はボーイスカウトカレンダー“The Spirit of '76”である。
ノーマンロックウェルの業績に対して、アメリカ連盟は功労章「シルバーバッファロー」を贈った。(過去、ベーデンパウエル、トンプソン・シートン、ダン・ベアード、その他数人しか授与されていない。)
ノーマン・ロックウェルのミュージアムが下記の場所にあります。
「ミュージアムパーク・アルファビア」
TEL 0799-26-1001(火曜日休館)
兵庫県洲本市塩谷1-1-8(淡路島の洲本港より徒歩5分)