オーバーヘッドプロジェクターの略語。
透明なシート(トランスペアレンシーという)に専用の水性ぺンや油性ぺンて描いた文字や図をスクリーンに映し出す視覚機器。
専用のペンを「ブロジェクターペン」という。
黒板に板書するのとちがって、OHPを使って話をする者と話を聞く者とが、互いに向かい合ったまま使用できる。
トランスぺアレンシーを2枚以上重ね合わせて使う重ね合わせ法、説明に段階性をもたせる場合に効果のある部分映写法、三角定規や分度器などの実物を乗せて映写する実物投影法、複数のトランスペアレンシーを使って移動や回転させて内容を理解しやすく説明する方法などがある。
ボーイスカウトでは講習会やウッドバッシ研修所、ウッドバッシ実修所などでよく利用されている。
夜を徹して歩く夜間ハイキングのこと。
古くは「全夜ハイク」とも呼ばれた。
1.スカウトは誠実である
スカウトは、信頼される人になります。
真心をこめて、自分のつとめを果たし、名誉を保つ努力をします。
2.スカウトは友情にあつい
スカウトは、[[兄弟|きょうだい]]として仲よく助け合います。
すべての人を友とし、相手の立場や、考え方を尊重し、思いやりのある人になります。
3.スカウトは礼儀正しい
スカウトは、規律正しい生活をし、目上の人を敬います。
言葉づかいや制服に気をつけ、行いを正しくします。
4.スカウトは親切である
スカウトは、すべての人の力になります。
幼いもの、年寄り、体の不自由な人をいたわり、動植物にもやさしくします。
5.スカウトは快活である
スカウトは、明るく、朗らかに、いつも笑顔でいます。
不平不満を言わず、元気よく、進んでものごとを行います。
6.スカウトは質素である
スカウトは、物や時間を大切にします。
むだをはぶき、ぜいたくをせず、役立つものは活用します。
7.スカウトは勇敢である
スカウトは、勇気をもって、正しく行動します。
どんな困難なことがあってもくじけずに、新しい道をきり開きます。
8.スカウトは感謝の心を持つ
スカウトは、信仰をあつくし、自然と社会の恵みに感謝します。
お礼の心で、自然をいつくしみ、社会に奉仕します。
「ちかい」と共にスカウティングの根本原理であり、3つの Duty(義務感、使命感)すなわち、神(仏)への Duty、他人への Duty、自分への
Dutyに基づく日常行動の規範を、スカウトの少年達が、よく分かり実行しやすいように示したものである。
日常生活のよりどころ、物差しとして、自らを律するものであり、おきての意は、心のおきどころという意味である。「おきて」の実践がよき公民への道しるべとなる。
「おきて」には副文(添え書き)がついている。 この副文は解釈の一つの方法ではなく、おきての主文そのものの解説であり、一体となってその意味をさらに深くするものである。
ビーバースカウト、カブスカウトの年齢では、まだ「おきて」の表現では難しいので、その年齢と能力に応じた表現と内容にしてある。これが、「ビーバー隊のきまり」、「カブ隊のさだめ」である。
方向づけ。仕事や学習のはじめに、その展望を示し、方法を教えること。
新しい環境などに順応させるための指導のこと。
原義は Orient(東洋、太陽の昇る東方)Orientate(太陽の昇る東方へ向く)からきている。ものごとの始まりへの方向づけの意味。
同義語に「ガイダンス」Guidance(案内)がある。
(例)指導者講習会のオリエンテーション
1.プログラムの日程と概要
2.会場案内と設備の説明
3.その他の注意事項
ドイツ語の Orientleren(方向を定めて)とLauf(走る)の頭文字をとって通常OLと呼ぶ。ドイツ語では Orientleren-Lauf という。
地図と磁石だけを頼りに、出発点から方向を定めて自然の中のいくつかのポイント(ポスト)を通過し、その所用時間を競うスポーツのこと。
用いる地図は「OLマップ」といい、走りながらでも読みやすいように、色分けがしてあり、記号は国際的に統一されている。縮尺は1/15,000 で、等高線の間隔は5mの国際規格である。
元は19世紀中頃、北欧諸国の軍事訓練から始まったもの。