航空訓練を主たるプログラムとするベンチャースカウト、ローバースカウトのこと。
エアーベンチャースカウト、エアーローバースカウトがある。
寝袋(シェラフ、スリーピングバッグ)の下に敷く空気を入れた敷物。
地面からの冷気を防ぎ、地面の凹凸での寝苦しさを防ぐもの。
空気の代わりに水を注入する「ウォーターマット」があるが、取り扱いが面倒なためスカウトの野外活動では使用されない。
「キャンプファイアー」のこと。
スカウトの営火(キャンプファイアー)は単なる余興や馬鹿騒ぎに終わるのではなく、よい感銘をスカウトに与えるものでなければならない。その意味ではスカウトにとっての道場でもある。
営火は指導者と火を守るファイアー・キーパーと参加スカウトが三者一体となって演ずる「交響楽」と考えてもよいのではないか。 営火には数人で囲む小さなものから、ジャンボリーのように大規模な大会での大営火までいろいろあるが、スカウト活動のキャンプの中で行われる一般的なものをあげると
・儀式の火(セレモニアルファイアー)
厳粛な雰囲気の中で行われる。スカウト達の友情、団結、奉仕などの精神的教育の絶好の機会であり、宗教心への導きの大きな足がかりとなる。
・親睦の火(ボンファイアー)
歌、スタンツなどの出し物によって、大勢の参加者が楽しむ営火。
・団らんの火
少人数て家庭的な雰囲気で行われ、共に語り、共に歌い、儀式の火でもなくボンファイアでも味わえない人間同志の精神的交流ができるところに意義がある。
以前、ウッドバッジ訓練のウルフカブコース(日本ギルウェル実修所ウルフカブコース・現在のウッドバッジ実修所カブスカウト課程)の所長として奉仕する資格を与えられたAKL(Akela Leader) の補佐として、イギリスのギルウェルパークから任命された者。
3ビーズを着用した。
現在この役職はALT(Asslstant Leader Trainer)に替わり、AAKLは使われていない。
副リーダートレーナーのこと。
日本連盟トレーニングチームの構成メンバー。各種指導者訓練の実施や、その他、指導者訓練に関する研究に当たる任務を持つ。
3ビーズのウッドバッジを着用している。
指導者講習会の主任講師、ウッドバッジ研修所、団委員長特修所、ビーバー隊長特修所の所長として奉仕することができる。
副リーダートレーナーコースのこと。
副リーダートレーナーを養成する訓練コース。
ウッドバッジ実修所を修了し、隊指導者として十分奉仕し、ウッドバッジ研修所等の所員として奉仕を重ね、将来副リーダートレーナーとして奉仕が可能な者を対象として開設される研修コース。 隊指導者の訓練、訓練の手法などについて研修する。通常、那須野営場や山中野営場で開設されることが多い。
以前、ウッドバッジ訓練のウルフカブコース(日本ギルウェル実修所ウルフカブコース・現在のウッドバッジ実修所カブスカウト課程)の所長を務める任務をイギリスのギルウェルパークから任命された者。
4ビーズを着用した。
現在この役職はLT(Leader Trainer) に替わりAKLは使われていない。
以前、ウッドバッジ訓練のスカウトコース(日本ギルウェル実修所スカウトコース・現在のウッドバッジ実修所ボーイスカウト課程)の所長として奉仕する資格を与えられたDCC(Deputy Camp Chief) の補佐として、イギリスのギルウェルパークから任命された者。
3ビーズを着用した。
現在この役職はALT(Asslstant Leader Trainer) に替わり、ADCCは使われていない。
声援、祝声のこと。チャー(Cheer)と同じ意味。
キャンプファイアでの司会・進行係。
各班(各組)の「だしもの」の幕間に歌や簡単なゲームを受け持つ歌係、ゲーム係を兼ねることもある。
小旅行、遊覧のこと。
会議、大会、その他の行事の折りに遊覧・見学を目的に、会場から外へ出かけるプログラムのこと。
「閑時作業」、「個別に行う課題作業」のこと。
訓練手法としては、自己研修の中にはいる。
一般に自由時間にする課題のこともさす。
S.T.A.という言葉はウッドバッジ研修所や実修所で用いられることがあるが、Spare Time Activities の略である。
余った時間に行う作業の意昧であるが、これはベーデンパウエルがそういう名称をつけ、それがギルウェルの実修所で常用されるようになった、一種のスカウト用語であるが、これを日本へ伝えたのは佐野常羽氏であった。
彼はこれを「閑時作業」と言って、昔の(大正末期より昭和初期)日本の実習所で課業として取り人れていた。
実修所、研修所は大変忙しいプログラムで進んで行くが、その忙しい、閑時などありそうにない時間の中で、なんとか工夫をして、Spare Time を見つけ出し(作り出し)与えられた課題をこなしていくわけであるが、そのような意味では「節時作業」、「忙中作業」とでも名称を変えた方がぴったりくるかもしれないが、「閑時作業」は単に実修所、研修所だけのものでなく、生活態度の問題であって、いかに合理的に、かつスマートに行動し、仕事をかたずけるかであって、訳語の、適、不適は問題ではない。
のんびりさせておいたら人間は怠けると言う国民的性格に問題があるようである。
「リーダートレーナー」のこと。
日本連盟トレーニングチームの構成メンバー。
各種指導者訓練の実施や、その他指導者訓練に関する研究に当たる任務を持つ。
4ビーズのウッドバッジを着用する。
リーダートレーナーコースのこと。
リーダートレーナーを養成する訓練コース。
副リーダートレーナーのうち、各種指導者訓練コース、特にウッドバッジ研修所の所長、所員、特修所の所長、所員、ウッドバッジ実修所の所員として十分奉仕し、日本連盟から指名され、県連盟の推薦を受けた者が人所し、リーダートレーナーになるための研修コース。
通常、那須野営場で開設されることが多い。
「エンソライトマット」「スリーピングマット」ともいう。通称「銀マット」。
就寝時、寝袋(スリーピングハッグ、シェラフ)の下に敷くシートの一種で軽量、地面の冷気を防ぐために用いる。
発砲ポリウレタン製で全身用と半身用がある。
熱反射力の強いアルミ蒸着が施してあるものもある。
エアーマットよりも今はこのフォームパッドが主流であり、持ち歩くときはロール状にして携行する。